地蔵院(竹の寺)は、京都に詳しい知人が教えてくれた、
私の大好きなお寺です。
四方が竹に囲まれているので、竹の寺とも呼ばれています。
臨済禅宗の寺で、 一休禅師が幼少の頃、修養されたそうです。
すぐ近くには、境内の外まで行列ができるという超人気スポット、鈴虫寺がありますが、
あの喧騒が嘘のような、静寂の空間があります。
長い参道は、竹を中心とした樹木に囲まれています。
これまで訪れたのは、いずれも夏だったからか、
この景色をほとんどひとりじめしてしまいました。
以前、JR東海のCMにも登場したので、紅葉の時期には混雑するのかもしれません。
方丈前には、「十六羅漢の庭」と呼ばれる枯山水庭園があります。
この庭園(京都市登録名勝)は、宗鏡禅師の作、頼之公の遺愛とよばれる
平庭式枯山水庭園で、十六羅漢の修行を表しており、石の一つ一つは
羅漢を意味しています。[地蔵院 パンフレットより]
庭園は撮影禁止のため、ゆっくりとお抹茶をいただきながら、静かな気持ちで観賞します。
この方丈は、大変居心地がよく、ついつい長居してしまいます。
いわゆる“パワースポット”といわれる場所は、色々とありますが、
騒がれている場所ほど、足が遠のいてしまいます。
私は、自分にとって、心地よい空気の流れを感じ、元気になれる場所が
パワースポットのような気がします。
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地蔵院(通称:竹の寺・谷の地蔵)
京都市西京区山田北ノ町23
【アクセス】
阪急電車「上桂」駅 徒歩 15分
市バス「苔寺道」 徒歩 10分
京都バス「苔寺」 徒歩 3分