先日、チケットを持っているという友人から誘われて
「ぐりとぐら展」へ行ってきました。
チケットがとてもかわいい!
『ぐりとぐら』は、1963年に発行されて以来、日本だけではなく
世界中の子どもたちをワクワクさせ続けている絵本。
展示会場は、子どもたちだけではなく、たくさんの“元”子どもたちで
にぎわっていました。
展示は、(おそらく)5歳くらいの子どもの目線でレイアウトされ、
物語に登場する大きな卵やカボチャのオブジェが置かれるなど、
子どもたちが興味をそそられる仕掛けがたくさんありました。
会場は、最終日間近ということもあり、非常に混みあっていましたが
みなさん幸せそうに顔をほころばせて、譲り合いながら
ゆっくり鑑賞していたのが印象的でした。
それぞれに大切な「ぐりとぐら」が心の中にいるのでしょう・・・!
私自身もそうですが、子どものときに触れた物語は、
いつまでも強く心に刻まれています。
そして、その読書経験が人間形成における、ある原動力となることもあります。
改めて、絵本のチカラを感じた一日でした。
・・・
『ぐりとぐら』(1963年, 福音館書店)
中川李枝子 さく
大村百合子 え