台北郊外の山の中にある自然に囲まれた空間で、茶道文化体験をしてきました。
この場所は、「食養山房」というレストランが併設されていて、食事には何度か訪れていましたが、今回、茶道体験できることを知り、せっかくの機会なので伺いました。
途中、間違った場所でタクシーを降りてしまい、誰もいない山の中(と言っても食養山房のある敷地内)で途方に暮れるというトラブルもありましたが、運よく助けていただき、無事に茶房へ到着。もちろん、海外では気持ちを引き締めて行動しなければいけませんが、台湾の方は、みなさん親切なので、ありがたいです。
茶房といっても、かなり広大な敷地に大きな建物が数棟建っていて、散策するだけでも一日かかりそうです。
ハイセンスな建物内のあちらこちらに、花や草木が、時にダイナミックに、時に繊細に、時に可憐に、本当に素敵に飾られています。
立ち止まって、ずっと眺めたくなるシーンが数多くありました。
さて、茶道体験のはじまり。
まずは、オープンエアの大広間で、軽く目を閉じて深い呼吸をしながら、心を落ち着かせる時間をもちます。
台北市内の騒々しさとは一転、静寂の山の中に身を置く贅沢。
少しずつ心とカラダが「ゆるり」として、来たときは気づかなかった木々が揺れる風の音や、お香の匂い、雨上がりの山の中の濃密な空気などが感じられてきます。
しばらくすると、お迎えの方が来て、茶道体験を行うお部屋へ案内してくれました。
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長くなりそうなので、次回へ続きます。