竹林からほど近い臨済宗の禅刹、天龍寺。
入口となる庫裏(くり)の正面には、大きな達磨図。
達磨宗である禅を象徴している天龍寺の顔。
大方丈前には、夢窓国師作庭の曹源池庭園(そうげんちていえん)。
中央の曹源池を巡る池泉回遊式庭園で、嵐山や亀山を借景としています。
夏に訪れたときには、ちょうど方丈の広間が解放されていて、
みなさん思い思いに庭の観賞をしていました。
私も、裸足でのんびりとくつろぎながら、世界遺産のお庭を眺めました。
同じ庭でも、季節によって趣が異なります。
8月に訪れたとき。
2月に訪れたとき。
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小方丈から多宝殿(たほうでん)へは、長い渡り廊下を進みます。
境内奥にある北門は、竹林の道に続いているので、北門の周りは
竹林が広がり、違った雰囲気が味わえます。
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広ーい境内の散策でお腹がすいたら、天龍寺の敷地内にある
直営の精進料理店「篩月(しげつ)」で、精進料理もいただけます。
天龍寺を訪れる時は、たまたまいつも晴れているせいか
非常に解放感があり、明るい雰囲気に包まれているお寺という
印象があります。
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臨済宗天龍寺派大本山 天龍寺
〒616-8385
京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町68
・・・つづく。