トロッコ列車で終点の亀岡駅まで行ったら、川下りで嵐山まで戻るのが
定番の観光コースということで、私たちも車で乗船場まで移動。
先着順で受付をして、昭和な雰囲気の待合室でおやつなどを食べながら
自分の番号が呼ばれるのを待ちます。
いよいよ川下りのはじまり。
3人の先頭さんが交代で船を操ります。
エンジンなどなく、竿で船を漕ぎ進めるので、
ものすごい労力を使っているにも関わらず、
とにかく、この先頭さんたちのお喋りが面白い!
一番前の席だと、たまに会話を振られるので、関西のノリで
素早く応答することが求められます。
私は、ちょうど一番前の席だったので、少々イジられながらも、
(例え先頭さんのギャグがあまり面白くない場合でも!)
深く考えずに、ゲラゲラ笑いながら、楽しく過ごしました。
訪れた時期は、雨が少なかったので、ゆっくりとした船旅になりましたが
その分、渓谷の景色を満喫できました。
台風の後など、水量が多い時は、もっと迫力があるそうです。
トロッコ列車に出会えると、先頭さんの合図で、乗客一同
列車に向かって手を振ります。
お腹が空いた頃を見計らって、途中で「船のコンビニ」がやってきたり、
岩場で撮影されて船内で写真を販売したりと、
あからさまな商売っ気があるのも、なんだか愉快に感じながら、
渡月橋の手前の終点に到着。
トロッコ列車&川下りという、伝統ある観光コース。
寺院めぐりとは、少し趣が異なりますが、随所に観光客を楽しませる仕掛けがあるのは、
さすが、観光都市、京都です。
・・・つづく。
<参考WEBサイト>
保津川下り 保津川遊船企業組合ホームページ