外は気温が高く、暑い日でしたが、
茶室は、さらさらとした風が流れていました。
床:茶佛心(古田紹欽)
花:遠州ムクゲ、シマアシ
花入:八目籠
香合:掛絡(カラ)
香合は、禅僧が用いる掛絡(カラ)を模したもの。
新のお盆の時期ということで、それにちなんだお道具のとりあわせでした。
お菓子は、さざれ石。
夏らしいお菓子は、見るからに美味しそうで、涼やかな気持ちになります。
主茶碗は義山、替えは京焼の平茶碗でしたが、写真を撮り忘れてしまいました・・・。
むくげの花は、一日しか咲かないので、先生が私たちの稽古の時間に合わせて
生けてくださったもの。
お稽古の帰りに、先生のお庭で丹精込めて育てられたむくげの木が、
青空に向かって元気いっぱい、伸びているのを観察しながら、
今日という一日の大切さを、改めて感じました。