4月のお稽古は、炭点前。
当然のことながら、お湯を沸かさないとお茶は点てられないので、炭点前は基本の「キ」であるのですが、炭の組み方は臨機応変に行わないといけないので、私はまだまだ経験が足りません。
ただ、毎回、炭の美しさや、火が通ってパチパチとする音や、炉に入れた香のかおりだけは、しっかり堪能しています。
先生から「忙しい時ほど、集中してお茶のお稽古をすると、かえって仕事の作業効率も上がるのよ」という趣旨のお話があり、私が慌ただしく過ごしていたのを見抜かれている!とドキっとしました。
茶室の静かな空間において、心の乱れはすぐに表れてしまうのでしょう。
月に1回のお稽古という超スローペースですが、いつも温かく見守って下さる先生に感謝です。