先日のお花の稽古のテーマは、「枯れものをいける」。
花材は、先生のご主人が信州・戸隠から運んできてくださったという枯れた蓮(花と葉)と、
つぼみをいっぱいつけた椿。
枯れものを、生の植物と組み合わせることによって、色や材質の対比が際立ちます。
今回のテーマは「生と死」にも通じます。
「死」があることを意識すると、「生」により輝きが生じて、
「今日」という日が、当たり前でないことを実感します。
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この時期、街の樹木(落葉広葉樹)は紅葉が終わりに近づき、
葉を落とすものが多くなって、いかにも寂しげな冬の情景となってきます。
一方、椿のようにこの時期だからこそ、生き生きとした姿をみせる植物もまた、
冬の情景のひとつです。
椿のつぼみが膨らみ、花が咲くのを楽しみにしたいと思います。
今朝、最後の一枚となったカレンダーをめくると、
今年もあと1ヶ月を切ったことを実感しました。
「当たり前のこと」は、ついおろそかになりがちですが、今年一年、
今日まで無事に過ごせたことは、ありがたいことです。
今年の事務所のカレンダーは「ほぼ日ホワイトボードカレンダー」を
使っていました。仕事の予定は、意外と変更が多いので、
ホワイトボードのように書いたり消したりできるのが、とても使いやすかったです。
すっかり気に入ったので、2017年も引き続きお世話になろうと思います。
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寒暖の差が激しく、体調を崩す方が多いようです。
みなさま、どうぞお身体を大切にお過ごしください。
私も、早くインフルエンザの予防接種に行かなければ!
春にさんぽした時は、桜が満開だった隅田川沿いの並木道。
秋の終わりは、桜の木に残る葉っぱもわずかで、
少し寂しい景色に変わっていました。
ちなみに、春は、こんな感じでした!
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でも、ふと下を向いたら、こんなにも豊かな世界が広がっていました。
秋の終わりのカラフルな世界も、素敵です。