台湾の旅日記。なかなかご紹介できないまま記憶が薄れてしまいそうなので、
少しずつアップすることにします。
その1は、台北へ旅行するほとんどの日本人が行ったことがあるのではないかと思われる、
「鼎泰豊(ディンタイフォン)」。
私も、毎回欠かさずに訪れています。
台北のお店は、メニューも豊富で、金額も日本のお店に比べると、ずっとお安くいただけます。鼎泰豊は、薄ーい皮とジューシーな肉汁の小龍包が有名ですが、チャーハンも絶品です!
【鼎泰豊 台北本店の様子】
店内入口には、多くの職人さんが小龍包を作っている様子を見ることができます。
ここに来ると、最初はみんなで争うように箸が進むのですが、たくさんオーダーし過ぎて
たいてい終盤は、満腹になり、お互いに譲り合う「良い人」に変身します(笑)。
余談ですが、こちらのお手洗いはものすごく清潔です!
お手洗いに専属の係りの方がいて、女性の場合は個室を使う度にお掃除をして、次の方を案内してくれます。
私は、「トイレの神様」は、「商売繁盛の神様」でもあると思っているので、きゅらりも(例え机の上が煩雑でも)、トイレだけはピカピカにしておこうと心掛けています。
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★鼎泰豊(ディンタイフォン)公式サイト
先日開催された、大田区の華道展に出品いたしました。
今年は、雑木を使った大物作品に挑戦する試み。
事前の稽古で、雑木を組んで作品のベースを作りました。
ドリルや、ノコギリや、釘を使って、まるで大工仕事のようなベース作り。
生け花は、決して優雅なものではありません!
しかし、作品作りの楽しさもあります。
(実際、ほとんど先生に手伝っていただいたのですが・・・。)
当日は、あらかじめ雑木を組んでおいたおかげで、スムーズに生けることができました。
当初、日本的な秋らしい作品を構想していたはずなのですが、巨大なモンステラを花材に加えたら、
「南国風だね!」と言われる作品に仕上がりました。
【花材】
・ノイバラ
・ダリア
・ピンクッション
・モンステラ
・雑木
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10月は、週末に文化的活動が重なり慌ただしく過ごしていましたが、華道展が終わり、
ようやく気持ちが落ち着きました。
都内の美術館では、興味のある企画展がいくつか開かれているようなので、
今度は、鑑賞する楽しみを見つけに出かけたいと思います。
秋風を感じるようになった10月のある日、鎌倉の鶴岡八幡宮で行われたお茶会に
参加してまいりました。
今回は、いわゆる青年部のような若手で組織する「審心会」という会がお席持ち担当。
私も、先生方や先輩方に教えていただきながら、勉強をさせていただきました。
この日のお床は、宗徧(そうへん)流・幽々斎宗匠の「和」。
シンプルに見える「和」の一文字の中には、
平和の「和」や、調和の「和」や、和やかの「和」など、
さまざまに読み取れるメッセージが内在しています。
大好きな鎌倉の空気を吸いながら、心地よい緊張感を感じつつ
貴重なひとときを味わってきました。
★宗徧(そうへん)流 公式サイト http://www.sohenryu.com/
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鶴岡八幡宮 巴会茶会
2016年10月10日(月) 於・安房席 審心会
【会記】
床:幽々斎宗匠「和」
花入:桂篭
花:季のもの
香合:琵琶
風炉 釜:篦被(一圭)
風炉先:藍ぼかし染
棚:日月棚
水壺:高麗青磁(陶有)
薄茶盛:秋草蒔絵
主茶碗:萩 井戸形
茶杓:四方斎宗匠「直心」
蓋置:瑠璃金彩 三ツ人形
建水:棒の先
お茶:森の白(星野園詰)
お菓子:初ちぎり(みすず製)
菓子器 主:染付け市松模様、替:打ち型白化粧春夏秋冬
莨盆:黒一閑
火入:古九谷赤絵(青華)
莨入:独楽