この週末、久しぶりに新宿へ。
常円寺で行われたミニコンサート(FLUTE DUO CONCERT)で、大田区在住の
フルート奏者・金森雄哉さんが演奏されるので伺ってきました。
常円寺には初めて行ったのですが、新宿駅からそう遠くないのに、
緑の樹木が茂った敷地には、清らかでゆったりとした空気が流れていました。
私にとって、お寺でのコンサートは初めての体験!
ホールにはフルートの音色が美しく響き、金森さんが紡ぎ出す繊細で優しい音色を聴いていると、
心が洗われ、仏像を前にしながら、異次元の世界に導かれていくようでした。
曲目は、モーツァルトやバッハ、シューベルトなど、私でも「どこかで聴いたことのある」ものが
多かったので、肩の力を抜いて楽しみました。
「菖蒲の庭に遊ぶ」FLUTE DUO CONCERT
演奏:金森雄哉さん、石井佑里絵さん
新宿常円寺
新宿区西新宿7-12-5
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コンサートの後のランチは、その余韻に浸りたかったので、新宿の雑踏を避け、
常円寺の目の前にある新宿野村ビルの最上階にあるレストランへ。
最近は、高層マンションも立ち並び、高いビルも珍しくなくなりましたが、
私が幼稚園くらいの頃には、西新宿の高層ビルに上るためにエレベーターに行列したのが
思い出されます。
(昭和の話ですが・・・・。)
週末の西新宿は、ほどよく空いていて、眺望を楽しみながら、
ゆっくりとランチを楽しみました。
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ホテルオークラ スカイレストラン デューク
新宿野村ビル 50F
最近は、朝か夕方に、多摩川まで足を延ばしてウォーキングをしたり、軽く走ったりして
気分転換を図っています。
このあたりは、視界が広いので、歩いているだけでも
ただただ気持ちがよいところです。
でも、そろそろ日差しが強くなり、紫外線対策や熱中症対策が必要になってきています。
運動の時は、なるべく軽装で出たいのですが、万が一の時に身元不明者にならないために、
なにか身分を証明するものだけはポケットに入れて出ています!
先月、友人にご招待いただいて国立新美術館で開催されている「ルーブル美術館展 日常を描く-風俗画にみるヨーロッパ絵画の真髄」へ行ってきました。
そして、会期が終わる前にもう一度鑑賞したくて、ある週末に、再び、乃木坂へ。
この美術館は、千代田線を使えば、乃木坂駅から直結しているので、本当に便利です。
右側に青山霊園の緑を眺めながら、美術館の入り口に向かう通路は、開放感があって、一歩前へ進むたびにテンションが上がります。
今回の企画展の目玉は、何といってもフェルメール(Johannes Vermeer, 1632-1675)の
《天文学者》。もちろん、作品の前にはたくさんの方が鑑賞されていました。
会場には、偉大な芸術家の作品がたくさん並んでいましたが、こういった企画展は、素晴らしい作品があり過ぎて、消化しきれない気持ちになってしまうこともあります。そのため、私はいつも、一枚でも、自分の好きな絵画と出会えたらいいな、と思いながら鑑賞することにしています。
今回は、コロー(Jean-Baptiste Camille Corot, 1976-1875)の作品が一番心に残ったので、自宅に飾る小さな絵を一枚買いました。
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ルーブル美術館展 日常を描く-風俗画にみるヨーロッパ絵画の真髄
<東京展>
2015年2月21日(土)-6月1日(月)
国立新美術館
<京都展>
2015年6月16日(火)-9月27日(日)
京都市美術館