広尾にあるクライアントさんのところで打ち合わせが何件かあり、
お昼をはさんで次の約束まで少し時間ができたので、
サンドウィッチとコーヒーを買って、有栖川宮記念公園でランチをしました。
ポカポカとした日差しを感じながら、木々の下で食べるごはんは、
なんでも御馳走になります!
気温がぐんっと上がったこの日は、半袖で遊ぶ子どもたちも
いっぱいいました。
ランチの後は、公園内にある都立中央図書館へ。
この図書館には、パソコンも使える広い閲覧エリアがあり、
集中して仕事ができるので、重宝しています。
一日中外出の時は、空き時間の過ごし方によって疲労度が変わります。
この日は、気分転換を兼ねた、いい時間の過ごし方ができました。
先日、菜の花便りを聞き、浜離宮恩賜庭園へ。
お花畑には、菜の花の黄色いカーペットが一面に・・・!
この時期に一度来てみたかったので、濃厚な香りとともに、
春の彩りを存分に味わいました。
浜離宮に行くと必ず立ち寄る「中島の御茶屋」さんで、
お抹茶と和菓子のセットをいただき、ほっと一息。
この御茶屋は、1707年に作られたそうですが(現在の建物は1983年に復元)
当時は高層ビルやマンションなど、もちろんなく、この景色から見る空も、
もっと広かったことでしょう!
桜も、いよいよ満開までカウントダウンが始まったようです。
私は、海辺にあるこの大名庭園のカラっとした解放的な雰囲気が大好きです。
今回は、荷物が多かったので、ロッカーを探していたら、
受付で無料で預かってくれるサービスを発見しました。
身軽になって、より明るい気持ちで散策を楽しんできました。
・・・
浜離宮恩賜公園
中央区浜離宮庭園1-1
https://www.tokyo-park.or.jp/park/format/index028.html
先日、チケットを持っているという友人から誘われて
「ぐりとぐら展」へ行ってきました。
チケットがとてもかわいい!
『ぐりとぐら』は、1963年に発行されて以来、日本だけではなく
世界中の子どもたちをワクワクさせ続けている絵本。
展示会場は、子どもたちだけではなく、たくさんの“元”子どもたちで
にぎわっていました。
展示は、(おそらく)5歳くらいの子どもの目線でレイアウトされ、
物語に登場する大きな卵やカボチャのオブジェが置かれるなど、
子どもたちが興味をそそられる仕掛けがたくさんありました。
会場は、最終日間近ということもあり、非常に混みあっていましたが
みなさん幸せそうに顔をほころばせて、譲り合いながら
ゆっくり鑑賞していたのが印象的でした。
それぞれに大切な「ぐりとぐら」が心の中にいるのでしょう・・・!
私自身もそうですが、子どものときに触れた物語は、
いつまでも強く心に刻まれています。
そして、その読書経験が人間形成における、ある原動力となることもあります。
改めて、絵本のチカラを感じた一日でした。
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『ぐりとぐら』(1963年, 福音館書店)
中川李枝子 さく
大村百合子 え