トロッコ列車で終点の亀岡駅まで行ったら、川下りで嵐山まで戻るのが
定番の観光コースということで、私たちも車で乗船場まで移動。
先着順で受付をして、昭和な雰囲気の待合室でおやつなどを食べながら
自分の番号が呼ばれるのを待ちます。
いよいよ川下りのはじまり。
3人の先頭さんが交代で船を操ります。
エンジンなどなく、竿で船を漕ぎ進めるので、
ものすごい労力を使っているにも関わらず、
とにかく、この先頭さんたちのお喋りが面白い!
一番前の席だと、たまに会話を振られるので、関西のノリで
素早く応答することが求められます。
私は、ちょうど一番前の席だったので、少々イジられながらも、
(例え先頭さんのギャグがあまり面白くない場合でも!)
深く考えずに、ゲラゲラ笑いながら、楽しく過ごしました。
訪れた時期は、雨が少なかったので、ゆっくりとした船旅になりましたが
その分、渓谷の景色を満喫できました。
台風の後など、水量が多い時は、もっと迫力があるそうです。
トロッコ列車に出会えると、先頭さんの合図で、乗客一同
列車に向かって手を振ります。
お腹が空いた頃を見計らって、途中で「船のコンビニ」がやってきたり、
岩場で撮影されて船内で写真を販売したりと、
あからさまな商売っ気があるのも、なんだか愉快に感じながら、
渡月橋の手前の終点に到着。
トロッコ列車&川下りという、伝統ある観光コース。
寺院めぐりとは、少し趣が異なりますが、随所に観光客を楽しませる仕掛けがあるのは、
さすが、観光都市、京都です。
・・・つづく。
<参考WEBサイト>
保津川下り 保津川遊船企業組合ホームページ
一度乗ってみたかった、嵯峨野トロッコ列車。
念願が叶って、ある夏の暑い日に乗ってきました。
嵯峨野観光鉄道が運行するトロッコ列車は、トロッコ嵯峨駅を基点に、
保津川渓谷に沿って、トロッコ嵐山駅→トロッコ保津峡駅→トロッコ亀岡駅までの
7.3kmを、約25分かけて、のんびりと走ります。
保津川観光は、行きはトロッコ列車、帰りは船で保津川下りが
観光の定番コースのようです。
↑帰りの保津川下りの船から撮ったトロッコ列車。
タイミングがよければ、川からトロッコ列車を見ることが
できるようです。
トロッコ嵯峨駅のホーム。
チケットは、当日券(先着順)もありますが、繁忙期は並ばないと買えないので、
事前にみどりの窓口などで購入しておくことをオススメします。
帰りの保津川下りの乗船券は、嵯峨駅で購入します。
昭和の雰囲気が漂う、レトロな車内。
トロッコ列車は、エンターテイメント性が抜群!
突然車掌さんが歌い出したり、途中のトロッコ保津峡駅では、
何かの装束に身を包んだ人(間違いなく駅員さん)が、
車内に乗り込んで盛り上げたりと、サービス精神を発揮してくれます。
帰りに乗る保津川下りの船。
「船が見えますよ」
と、車内アナウンスが入り、スピードを落として、撮影タイム。
それぞれの乗客がお互いに手を振り合う楽しい瞬間。
渓谷の爽やかな風を心地よく感じながら、ゆっくりとしたスピードで走るトロッコ列車。
京都の中心部からそう遠くないのに、豊かな自然を満喫できます。
終点の亀岡駅からは、バスまたはタクシーで約10分かけて
乗船場まで移動して、いよいよ船で保津川下りへ。
・・・つづく。
<参考Webサイト>
嵯峨野観光鉄道
※冬期は運休期間あり。
竹林からほど近い臨済宗の禅刹、天龍寺。
入口となる庫裏(くり)の正面には、大きな達磨図。
達磨宗である禅を象徴している天龍寺の顔。
大方丈前には、夢窓国師作庭の曹源池庭園(そうげんちていえん)。
中央の曹源池を巡る池泉回遊式庭園で、嵐山や亀山を借景としています。
夏に訪れたときには、ちょうど方丈の広間が解放されていて、
みなさん思い思いに庭の観賞をしていました。
私も、裸足でのんびりとくつろぎながら、世界遺産のお庭を眺めました。
同じ庭でも、季節によって趣が異なります。
8月に訪れたとき。
2月に訪れたとき。
・・・
小方丈から多宝殿(たほうでん)へは、長い渡り廊下を進みます。
境内奥にある北門は、竹林の道に続いているので、北門の周りは
竹林が広がり、違った雰囲気が味わえます。
・・・
広ーい境内の散策でお腹がすいたら、天龍寺の敷地内にある
直営の精進料理店「篩月(しげつ)」で、精進料理もいただけます。
天龍寺を訪れる時は、たまたまいつも晴れているせいか
非常に解放感があり、明るい雰囲気に包まれているお寺という
印象があります。
・・・
臨済宗天龍寺派大本山 天龍寺
〒616-8385
京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町68
参考資料:
臨済宗天龍寺派大本山 天龍寺 公式ホームページ
・・・つづく。